passion野郎 清のofficialbrog

「世界を良くする行動と人生」を。

アフリカに行くということ

こんにちは!渡航前で胃がキリキリしている神澤清です。

 

今、僕は人生初の海外として、「世界で一番いのちの短い国」、西アフリカのシエラレオネへの出国を間近にしています。そして、

 

なんでアフリカなの??

 

この質問をたくさんされてきました。

 

今回は、渡航前の感情整理という意味でも、なぜアフリカに行くのか?ということをまとめます。

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目次

 

上国の代表格、アフリカ

 

みなさん、アフリカにはどのような印象を持ちますか?

いろいろとありますが、特に、

 

「危なそう」「貧しいんでしょ?」

「病気とか大丈夫?」「治安は?」「何語話すの?」「食べ物大丈夫?」

 

など、いろんなこと印象や質問を聞きました。

中には、「アフリカっていう国があるのかと思ってた」って人もいました。

 

経済開発の最後の目標地とも言わられるほど、未だに経済成長をすることができず、世界的にいわゆる「発展途上国」として呼ばれることの多いアフリカという地域。

 

途上国って言葉を聞けばアフリカをイメージするほど、印象はとても根強いと思います。

 

フリカに行った人はアフリカを危ないと言わない

 

シエラレオネに行くと決めて、公言してからというもの、本当にいろいろとみんなに心配してもらいました。

「アフリカでしょ!?危ないよ!」って。

そしてもちろん自分自身も心配だし、ほんとにビビってます。

 

でも、あることに気がつきました。

アフリカに行ったことある人に「アフリカ行きます」って言って、「危ないよ」って言葉が返ってきたことがありません。

 

いったいこのギャップはなんだろう?

僕は、

 

彼らは、実際に自分でアフリカに行き、身を持ってアフリカを知ってきている。

アフリカ=危ない、という固定概念の強さと、その大雑把さ。

ということがとても大きいと思います。

 

アフリカってなかなかパワーワードで、例えば有名どこだとタンザニアとか、ケニアとか、モロッコとか、数々の国々があるのに、ついつい一言でアフリカと片付けられがちです。

 

アフリカにもいろんなレベルがあります。

世界で最も無視されていると言われ、未だに内戦が続き、もはや渡航することすらできない「中央アフリカ

 

はたまた都市ヨハネスブルグや美しい街、「ケープタウン」があり、着々と経済成長を遂げる「南アフリカ」など、治安や経済成長の度合いはアフリカの国々の中でもかなり違ってきます。

 

だから、一言にアフリカ=危ない、ではなく、まずは1つ1つ国ごとに評価することを忘れないようにするべきです。

 

実際にアフリカの国に行った人たちは、それを何よりも分かっているんでしょう。

 

ただ、それを差し置いてでも、やはりアフリカという地域が世界の中でも最も経済成長が遅れ、貧しい地域であることは間違いありません。

 

球人として知るべきこと

 

僕らが住む国日本から遠く離れ、ほぼ真裏にあるアフリカ。

一体そこで暮らす人たちはどんな人たちなんだろう。

 

今も収入の低さなどの理由から食べ物を十分なら食べれず、発生する飢餓。

マラリアエイズ、衛生面のインフラ整備がされてないことによって発生する病気により命を落とす人たち。

そして未だに発生する紛争やテロ。

 

広いアフリカのなかでこういった問題が様々な場所で多発していることは事実です。

 

でもこれは同じ地球の中で起こっている出来事。

果たして、僕らはこの事実を無視してもいいのでしょうか?

 

僕たち人間は1人では生きていくことがまず無理だと言ってもいいでしょう。

僕らの身の回りにあるものは、ほとんど全て、どこかの国の誰かの苦労や、どこかの国の資源によってできています。

 

知らない内に誰かに頼り、誰かの苦労や頑張りがなければ、生活できていない僕たち。

だから、同じ地球の中で起こっていることに目を向け、困っている人たちに手を差し伸べるということは、1人の人間としての使命とさえ感じます。

 

際に、「行く」ということ

 

だからこそ、僕は自分で「アフリカ」というところに行って、そこの人たちがどんな生活をしているのかを知りたい。

実際に行かないと味わえないものを味わいたい。固定概念を全部ぶっ壊したい。

自分が行って、少しでも周りの人間に、正しい現実を知ってもらいたい。

 

そこで選んだのが、「シエラレオネ 」という国。

2002年まで約10年間ほど続いた内戦や、エボラ出血熱の大流行などが原因で、「世界で一番いのちの短い国」と呼ばれ、GDPランキングでは世界ワースト14位という、世界最貧困国の1つ。

 

ケニアなど、いろんな選択肢はありましたが、行ける中でも一番貧しい国に行きたかった。

 

ここに行けば、自分の生活とは全く違う、途上国の暮らしをよりダイレクトに学び、感じることができると思った。

 

百聞は一見にしかず。この言葉がまさしくそうだと思います。

自分も、「世界がもっと良くなって欲しい」と願い、行動を志す1人。いつからか「世界で困っている人たちを助けたい」そう思うようになった。

 

日々勉強をする中で、どうやったら世界がもっと良くなるのか、ということはいろいろ考えます。

 

でも僕が今やっていることは、「行ったこともないレストランの料理の評判を聞いて、食べてもないのに「あれはあのスパイスを加えれば美味しくなるぞ!」」と思い込んでるような状態です。

 

まずは実際に現場を見て、自分の身体で、頭でインプットをして言語化すること。そこから始めなければいけないと思いました。

 

んでアフリカに?への答え

 

初海外でアフリカなの!?と本当に言われますが、他の地域、アジアなどの途上国に行って学ぶことと、アフリカの途上国に行くことは僕の中では結構違います。

 

貧困度ランキングの上位27番目くらいまでは全部アフリカの国なんです。

やっぱり統計上では「アフリカ=貧しい」し、貧困地域の代表格です。

 

アフリカの国々の経済成長が遅れる理由には、地理的な問題や、これまでの歴史など、他の地域の国とは違う特徴があります。

 

だから、アフリカ地域以外にも途上国はありますが、

「貧しいと言えばアフリカ」、そんな事実と固定概念がある世の中だからこそ、貧困国の代名詞であるアフリカの、その中の「シエラレオネ 」という国に行って、自分で知る。

 

これにはとても大きな意味を感じるし、言うまでもなくアフリカに自分で行かなきゃできないこと。そして、行くことで少しでもこれからの行動に「強い動機と説得力」が欲しい。

 

これが、僕の思う「アフリカに行くということ」

 

だから、僕は海外1カ国目にアフリカの中の「シエラレオネ 」という国を選びました。

 

れから

 

シエラレオネへの渡航

病気や盗難トラブルなど、いろんなことにビビってますが、やっとこの時が来たという思いです。

 

貧しいってなんだろう。シエラレオネってどんな国?何に困ってるの?はたまた何にも困ってない?

 

全部、行かなきゃ分かんない。

今回の記事だって、行く前の自分の中でのアウトプット。行ったら、これを書いた時の感情すらガラリと変わるはず。

この身体で、心でアフリカの国を学ぶ。

 

人生で味わったことのない強烈な新章がスタートする。

 

いざ、「未知の道へ」