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少子高齢化と「老害」について僕が思うこと

こんにちは!PassionMonsterの神澤清です。

 

みなさん、「老害」という言葉を聞いたことはありませんか?

 

老害の意味は以下のように言われています

 

本来は企業や政治の指導者層の円滑な世代の交代が行われず、組織の若返りがはばまれる状態を指す。

ところが、実際には他人の意見を聞かず時代遅れの価値観を押し付ける傲慢な高齢者に対する言葉として使われることがほとんど。

ただ、単純に高齢化したからと言ってすべての人間がそうなるわけではなく、様々な外部の情報を自らの中に取り込んでいながら活用する事を放棄してしまった全ての人に該当する事象である。自分の過去の経験や今までのやり方を絶対化し、新参者や後輩の考え方を頭から否定する人間はたとえ20代や未成年だろうと老害化する。その意味では、「先輩」や「上司」「ベテラン」といった立場になっている人間は年齢に関係なく「自分(たちの組織)は老害化していないか」と振り返ってみることは必要なことである。

老害 (ろうがい)とは【ピクシブ百科事典】

 

 この通り、「老害」という言葉はどの年代にも当てはまる可能性のあるもので、ただ単に会社などの組織の意思を曲げずに押し付けてくる高齢世代というわけではないようですが、勘違いをしている方は意外と多いと思います。

 

「いつまでも残り続けてるおじさんたち」みたいな使い方をしている人が多いように見受けられる中で頭に思い浮かぶのが、「少子高齢化」です。

 

ご存知の方も多いと思いますが、少子高齢化は日本で深刻な問題となっています。

 

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引用:総務省|平成28年版 情報通信白書|少子高齢化の進行と人口減少社会の到来

 

ご覧の通り、年がたつにつれその割合はさらに深刻化していくことが予想されています。

 

そんな中僕が思ったのは、

 

老害とか言ってる場合じゃないんじゃね??

 

ってことです。

確かに組織内などで、時代の中の新しい考えを取り込まずに古い考えが残り続けることは、運営の面では障壁になるかもしれませんが。

 

こんなこと思ったのも、この前派遣のアルバイトをしていた時に、おじさんと二人で車の中でテレビを見ていた時に、フィギアスケートの羽生結弦選手の特集をやっていたんです。

それを見ておじさんは、「やっぱり若い人に注目が集まるようになってるよなあ。そんな中ぼくらみたいなおじさん世代はどう生きていけばいいんだろう」って言っていたんです。すごく寂しそうな言い方で。

 

そこで僕は思ったんです。少子高齢化で、高齢者の割合が増えてるなら、もっと高齢者へフォーカスする割合も増やして、人生経験豊富な高齢者だからこそ輝ける場所があればな」って。

 

少子高齢化の原因としては、「収入の低下」、「女性の社会進出」、「恋愛に対する価値観の変化」などが見られると思います。そして先ほど掲載したグラフでも示されるように、もうほぼ確定で少子高齢化は進行していくと見られます。

 

なら、その年齢割合の中でやっていけることをやるしかない気がします。

老害」という言葉が間違って使わたり、高齢者がどこかいけないとったような風潮。

老害」や「少子高齢化」といった言葉は、高齢者たちに無言のプレッシャーを与えていると思います。

 

少子高齢化を食い止める目的が、国家の生産力を上げることが目的であるなら、若者の成長はもちろんですが、時代の流れを素直に受け入れ、今後増えていく高齢者のためにも、もっと活気ある場所づくりをしていくべきではないでしょうか?