自己啓発を信じすぎるな!!ときめきが無くなるぞ!!!
こんにちはPassionMonsterの神澤清です。
今回は僕が今まで読んできた自己啓発の本とその内容を一部ご紹介します。
僕は自己啓発を結構信じていて、読んだことで得たものはたくさんあり、お勧めしたいのですが、
その上であえて、みなさんに警告です。
自己啓発を信じすぎないでください。
これには理由がありますので、順を追って説明していきます。
引き寄せの法則って知ってますか?
みなさん、引き寄せの法則をご存知ですか?
自己啓発の中でもかなり有名なものです。
思考は現実化するというやつです。
思考し、口に出せばそれを引き寄せる。
- 作者: ロンダ・バーン,山川紘矢,山川亜希子,佐野美代子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/10/29
- メディア: ハードカバー
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僕が初めて引き寄せの法則を読んだのは、小学校4年生くらいにこの本を読んだ時です。
今までの歴史の中で、そして現代においても、成功者たちは知っていて、知らずとも自然と行っている法則。
人間の思考には波動があって、プラスの思考にはその思考の周波数が、マイナスの思考にはその思考の周波数が働いている。思考の周波数によって同じ波長の事物をひきよせる。
プラスの思考にはプラスな出来事や人がよってくるし、逆も然り。
当時小学生だった僕は、「こんなの本当かよ」と思いつつも、なんやかんや信じて生きてきました。
何か悪いことがあってもなるべくプラス思考でいようと思っていたり、人よりもたくさん笑って過ごすようにしてきました。
そして、常に夢は持ち続け、それが叶うビジョンなどを思い浮かべ、それを信じるように過ごしてきました。
するとどうでしょう。本当に全てのことが必然に思えてくるんです。
人との出会いや、出来事。全てのことが人生において意味があり、何かしらのメッセージを持っている。
自分がプラスの思考を持ち、それを発し続ければ、挫折や困難はあっても、それすら成功のためのスパイスになって、振り返ってみれば意味のある事だと思えます。
そして、次の本を読んで、自分の中での自己啓発的思考はほとんど完成し、辻褄の合うものになりました。
七つの習慣
- 作者: スティーブン・R・コヴィー,フランクリン・コヴィー・ジャパン
- 出版社/メーカー: キングベアー出版
- 発売日: 2013/08/30
- メディア: ハードカバー
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こちら、七つの習慣ですが、成功哲学の集大成みたいな感じのものです。
人生を豊かにするには生き方の習慣があり、それが七段階で分けられています。
その中で一番最初に出てくる習慣は、「主体的であること」です。
僕らが与えられている一番の権利は、「反応を選択できること」だとあります。
そして、反応を自分で選択する責任があると言っています。
例えば、「あのさあ、最近上司にこんなこと言われたんだけど本当むかつくよな。つまんないなあ」みたいなことを言ってくる人がいたとします。
それは、上司が嫌なことを言っているんじゃありません。上司が言ってきたことに対して、「嫌だ」という反応を選択しているんです。
それを、あいつが嫌なこと言ってきたんだ、といってネガティブになることは、自分の反応の選択を他者に委ねているということになります。自分の人生は他者に支配されていますよ、ということと一緒です。
責任という言葉は、英語で言うと「responsibility」
反応、responseと能力、abilityという言葉が組み合わされたものです。
反応を選択するという能力は責任なんです。
事に対し、自分で反応を選択するという意識をもつことによって、事をいくらでも自分でポジティブなものに変換することができるんです。
というようなことが書いてあるわけですが、これを読んでからというものの、
例えばバイト先の人がやたらネガティブなことを自分に言ってきたとしても、「こういう考えを持った人もいるんだ、ということを教えてくれる存在だなあ」と思ったりして、軽くうけながせるようになりました。
究極のポジティブシンキングの完成
これらの本を読んで内容を組み合わせると、
「常にポジティブな思考を持って生きていると、自分の目の前に現れる全ての人や事は自分にとって意味があるもの」だと思えるようになりました。
ポジティブのもう一個先のような気がします。
ただ、今それらを信じ、確信に変わったタイミングで思ったことがあります。
なんか、人間らしさ欠けてね!?と(笑)
前まではいちいち気にして、落ち込んでいたことも、今では、意味のあることだと変換して考え、自分の理想としていることに向かっている最中なんだと、思うことができます。
全てのことは、人生にとって必然であり、意味がある。
確かにこれを信じることが法則の前提なんですが、そればっかり言ってると、
すごい!!これは奇跡だ!!とか、壁にぶち当たったときとかに対するリアクションが小さくなってしまう気がするんです
なんか、ちょっとくらいイライラしたり、怒ってたりした方が人間らしい気もするなって(笑)
自己啓発を信じまくって、ある種スピリチュアルに人生を見ることもいいのですが、その過程での反応を自分で楽しんだりだとか、
出会いが必然だと思っても、それらにしっかりと感謝をする、っていうことを意識しないと、自己啓発にとらわれ、ときめきがなくなってしまいます。
自己啓発を読み、考えかたを変えるのはいいことですが、その時々に自分の価値感を再確認し、まずは人生の一瞬一瞬を楽しむことが大切だと思います。
最後に
にしても、今回ご紹介した二冊は、自己啓発本の中でもかなり有名なものです。
読むと考え方が本当に変わるので、ぜひ読んでみていただきたいです!
何かしらの法則の中で人生が動いていたとしても、それを楽しむことも僕らの自由ですからね。
自己啓発を読んで考え方を自分なりに確立しつつ、まず今このLIFEをENJOYしていきましょう!!